容易さの鍵?! 「簡易道具」「簡易セル」 機能を追加しました

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容易さの鍵?! 「簡易道具」「簡易セル」 機能を追加しました
容易さの鍵?!「簡易道具」「簡易セル」機能を追加しました

序文

はい。

皆さんおなじみ、「g_道具」も「セル」も、機能が増えすぎてきて、コード補完の候補リストがずらーっと並びすぎてきています。

一つ一つリスト項目を確認して、選択肢を選ぶのも大変ですね。

そこで!今回は、「簡易道具」「簡易セル」をご用意しました。

今後は、「道具」と「セル」は機能を増やしていくもの

「簡易道具」と「簡易セル」は使い易いようにコード補完リストを整理したもの

という形で開発していきます。

簡易道具、簡易セル

なお、「エクセルVBA英語化」の「簡易道具」と「簡易セル」は、「eEzTool(使うときはeg_eEzTool)」「eEzCell」となります。

(MS08小隊は、「Extra-Zero8」でしたね。グフカスタム、最高!でした。)

皆さん宜しくお願いします。

なおこのページで解説しているコードを実行するには、「エクセルVBA日本語化 ver0.16.0-alpha-2」以上が必要です。

以下のURLからダウンロードできます。

それでは行ってみましょう!

オフセット選択を使って範囲を選択する

今回は、「簡易セル」の「オフセット選択」を使って、セル範囲を指定して選択状態にします。(なお、「セル」でも同様に可能です)

オフセット選択
オフセット選択

まず、「Call」を書いておきます。これは、関数呼び出しを、メソッド呼び出しのように使うためのおまじないだと思ってください。

次に、「k_」まで入力し、CTRL+スペースキーを押下すると、「k_簡易道具」がコード補完されます。

さらに「.(ピリオド)」を入力すると、コード補完候補のリストが表示されます。ここでは、「簡易セル」を選択し、TABキーを押下して、「簡易セル」の選択を確定させます。

ここで、左括弧を入力し、「簡易セル」に引数”B5”を与え、右括弧で閉じます。

これで、この簡易セルは”B5”を指している状態になります。

オフセット選択を使って範囲を選択する

次に、「簡易セル(“B5”)」の後に「.(ピリオド)」を入力すると、以下のようなコード補完候補リストが表示されます。

「簡易セル」のコード補完リスト
「簡易セル」のコード補完リスト

「セル」のコード補完リストよりも、リストの選択肢が少ないことが分かります。

「簡易セル」は必要最低限のコード補完リストしか表示しないため、通常の使用であれば、「セル」よりも「簡易セル」が便利です。

そして、「オフセット選択」を選択肢、TABキーを押して選択を確定します。

「オフセット選択」には、2つの引数「(6,3)」を与えます。

これは、「簡易セル」の”B5”から、横に7行、縦に4列選択する、ということを指定します。

(数える順番が1から数えるのではなく、0から数えていることに注意してください。「オフセット」の意味がありますので、基準位置の箇所である0から数えています。)

それでは、ここまでを実行してみましょう。

オフセット選択後
オフセット選択後

以上のように、B5からE11までが選択範囲になりました。

ここまでのコードは以下のようになります。以下からコピペされてください。

選択範囲に一気に同じ文字列を入れる処理

オフセット選択で、選択した範囲に同じ文字を一気に代入してみます。

なお、ここから、「Call」は不要となります。末尾がメソッドではなく、やや難しい概念ですが、プロパティになり、値をセットするだけになるためです。

オフセット選択された「簡易セル」に「値」をセットする
オフセット選択された「簡易セル」に「値」をセットする

オフセット選択(6,3)」の後に、「.(ピリオド)」を入力し、コード補完候補リストを表示させます。

ここでは、コード補完候補リストの中から「」を選びます。

「値」に”A”をセットする
「値」に”A”をセットする

「値」には、”A”をセットします。

これで、「オフセット選択(6,3)」で選択したセル全てに、”A”がセットされます。

では、実行してみましょう。

「オフセット選択」で選択したセル全てに”A”がセットされた
「オフセット選択」で選択したセル全てに”A”がセットされた

無事、「オフセット選択」で選択したセル全てに”A”がセットされました。

ここまでのコードは以下のようになります。コピペされて使用されてください。

選択範囲のフォントを太字にする

フォントを太字にするコード
フォントを太字にするコード

フォントを太字するには、「オフセット選択(6,3)」の後に、「フォント」を指定します。

そして、「フォント」のコード補完リストの中から、「太字」を選択します。

この「太字」は、True(真)をセットすれば、セルの文字は太字に、False(偽)をセットすればセルのフォントは太字ではなくなります。

実際に実行してみましょう。

セルのフォントが太字になった
セルのフォントが太字になった

実際にセルのフォントが太字になりましたね。

ここまでのコードは以下のようになります。コピペされて使用されてください。

選択範囲のセルの背景色を付ける

以前、下記URLにて選択範囲の背景色に色を付けるコードをご紹介しました。

そのときは、手動で範囲選択していましたが、「オフセット選択」のように、コードで範囲選択したセルも同様に背景色に色を付けることが可能です。

「オフセット選択(6,3)」で、「書式」や「背景色パターン」「色」を選択
「オフセット選択(6,3)」で、「書式」や「背景色パターン」「色」を選択

「オフセット選択(6, 3).」が返す値は、「セル」または「簡易セル」であるため、以前と同じように「書式」や「背景色パターン」「」をコード補完できます。

また、「背景色パターン」や「色」には値をセットできます。

ここでは、「背景色パターン」にコード補完で「右下がり斜め細線」を指定しています。

「色」は、「F_色インデックスからRGB色への変換()」関数を使って、インデックス深緑をコード補完入力し、深緑色のRGBカラーをセットしています。

「背景色パターン」や「色」には値をセット

うまくいけば、

  • セルの文字は”A”
  • フォントは太字
  • セルの背景パターンは、右下がり斜めの細線
  • セルの背景色は、深緑色

となります。

それでは、実行してみましょう。

実行結果
実行結果

どうやらうまくいっているようですね。

ここまでのコードは以下のようになります。コピペされて使用されてください。

まとめ

皆さんお疲れ様でした。

ここまで読んで頂いて、誠にありがとございました。

今回の機能追加の要点を以下にまとめます。

  • g_道具」「セル」のコード補完リストが長くなりがちだったので、「k_簡易道具」「簡易セル」機能を追加した。
  • フォント」、「罫線」に「.(ピリオド)」を付けて値をセットできるようにした
    (今までは、未実装でした。当方の確認漏れです)
    アンダーラインや、太字、斜体なども可能です。
  • オフセット選択」で選択した結果は「セル」か「簡易セル」が帰ってくる。その「セル」「簡易セル」に「値」を一気にセットできたり、「コピー」や「コメント付け」ができる。
  • オフセット選択」で選択した選択範囲でも、セルの背景色パターンや、背景色をセットできる。

まだまだ、足りない機能はありますが、引き続き開発していきます。

今後とも宜しくお願い致します。

それではー またー (^_^)/

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KaBA@フリーランス修行中

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こんにちは!IT業界で勤めて17年くらい務めています。プログラミング大好きやろーです。 自分も独学でC言語を覚えIT会社に就職しました。その後紆余曲折を経て、VB6.0、VBA、Perl、C#、HTML、CSS、JavaScript、PHPなどを覚えていきました。全部C言語の独学時の経験がベースとなって、学習曲線が良いカーブを描いていました。 情報工学科を出ていなくても、独学でエンジニアは育つことができると思います! このブログで皆さんがプログラミングに興味を持たれるのを心待ちにしています! 頑張って覚えられてください!よろしくお願いします。 趣味は読書で、小宮一慶さんや松下幸之助さんなど著名人の本を読んでいる他、赤川次郎の三毛猫ホームズシリーズや司馬遼太郎の三国志などが好きです。