Excelに ExcelVBA日本語化を インストールする方法

はい。
今日は、
- Excelに ExcelVBA日本語化を インストールする方法
を解説します。
まず、「エクセルVBA日本語化」のZipを展開し、できたフォルダの中の、「インストーラー.xlsm」をダブルクリックして起動します。

次に、画面上にある「インストール」ボタンをクリックします。
これでいったん「エクセルVBA日本語化」がインストールされます。

「エクセルVBA日本語化」のインストールが完了しました。
しかし、まだ「エクセルVBA日本語化」を使えません。
なぜなら、個別のエクセルブックで、「このエクセルブックからエクセルVBA日本語化を使うことにするよ」という設定を行っていないからです。
そこで、新規エクセルブックを立ち上げることにします。

新規エクセルブックが起動しました。
ここで「ALT」キーを押しながら「F11」キーを押します。
すると、VBAの編集画面が開きます。

VBAの編集画面が開きました。
ここで、「ツール」メニューをクリックし、「参照設定」メニューをクリックします。

この操作で、「参照設定」画面が開きます。
「参照設定」とは平たく言えば、「このエクセルブックで、このエクセル追加機能(エクセルアドイン)を使うよ」と指定することです。

「参照設定」画面を開くと、先にインストールした「エクセルVBA日本語化」の項目があります。
「Excel_VBA_JP_v0_09a」という項目が「エクセルVBA日本語化」の項目です。
しかし、まだチェックが入っていないため、「エクセルVBA日本語化」の機能は使用できません。
そこで、チェックを入れてみます。

最後に「OK」をクリックし、設定を確定します。
===[ 2017/12/03追記]===
「エクセルVBA日本語化 ver0.10」の方を使用される場合は以下の「Excel_VBA_JP_v0_10」の項目をチェックされてください。

===[ 2017/12/03追記]===

試しに「エクセルVBA日本語化」を使ってみましょう。
「テストコード」サブルーチン内で、「g_」とまで入力します。
そして、その場で「CTRL」キーを押しながら「スペース(空白)」キーを押します。
すると、コードが自動的に補完されて「g_道具」とまでコードが展開されます。

このように、VBAでは自動的な「コード補完」機能がありますので、コードをすべて手入力する必要がありません。
「何か自動で補完されないかな?」と思ったら、「CTRL」キーと「スペース(空白)」キーを同時に押してみましょう。
ここでは、「g_道具」の後に「.(ピリオド)」を入力してみます。
すると、また、コードの自動補完が行われます。
ここでは、補完候補が複数出てきます。

後は、候補を選んで、「TAB」キーか「ENTER(改行)」キーを押すことで、コード補完が確定します。
このように、「エクセルVBA日本語化」では、ほとんどのコードを「コード補完」で入力できるため、あまりキー入力する必要がありません。
それでは、また~(^^)/

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